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第2話 いわゆる「従軍慰安婦 強制連行」記述について 「・・朝鮮などの若い女性たちを慰安婦として戦場に連行しています。」(大阪書籍P260〜261 右写真p265)
「従軍慰安婦強制連行説」について、次の2点の論点を中心に据えなければならないと考える。すなわち@学術的論証とA教育的品位を視点に検証する。分かりきったことであるのだがそれにおいて判断することが唯一の方法であり、外圧・雰囲気だけで論じてはならない。ましてや政治的解決・謝罪もいけない。子供達に必要のない禍根を残すことになるからだ。我々は、事実であれば認めるべきだし、事実でないことは毅然と「違う」といえる態度・信念を持たなければならない。 なぜあれほど大騒ぎしていた新聞が、最近このことを取り上げないのだろうか? 注:当時)「従軍慰安婦」という言葉は無く、「慰安婦」であった。慰安婦は合法で、問題なのは、強制連行してきた慰安婦かどうかである。教科書会社のうち、二社が「従軍慰安婦」を「慰安婦」に、「強制的に」を「意志に反して」に、「戦場」を「戦地」に変更した。依然取り上げていることには変わりない。 <学術的考察> 慰安婦の設置・処遇についての指示は存在するが、強制連行を指示した内容は存在しない。平成4年( 小林氏が指摘するように、軍の強制連行を示すような関与ではない。むしろ「よい関与」といえる。アメリカ公文書館や、韓国や日本でも、血眼になって探して未だに強制連行を指示した証拠は見つかっていない。8年たって見つからないものは、そもそも無かったのではないだろうか。「すべて軍によって破り捨てられた」のだとしたら、いったい誰が何を根拠にこの問題を取り上げたのであろうかと疑問が生じる 。 |